太陽光と産業用蓄電池で自家消費を最適化
工場のピークカットとCO2削減を実現
ご導入いただいたお客様
ご導入いただいたきっかけ
エネルギー基盤の高度化と将来を見据えた取り組み
太陽光連携と運用性を両立する産業用蓄電システムLUVIS®を採用
生産量の増加に伴い、工場全体の電力需要も高まりつつありました。同時に、太陽光発電を活用したCO2削減への取り組みをさらに強化し、環境配慮型の工場運営を推進したいという背景がありました。発電電力をより有効に活用し、自家消費率を高めるとともに、将来的な需要拡大にも対応できるエネルギー基盤を構築するため、産業用蓄電システムの導入を検討されました。また、ピークカットによる電力コストの抑制や、太陽光発電の余剰電力を有効活用するエネルギー運用の高度化も視野に入れた取り組みとして、蓄電池の導入が進められました。
産業用蓄電システムの選定/導入の決め手
太陽光との高い親和性と将来を見据えた運用設計
導入にあたり重視されたのは、既設の太陽光発電設備とスムーズに連携できること、そして生産拡大にも柔軟に対応できるエネルギー基盤を構築できる点でした。LUVIS®は、発電状況や電力使用状況をリアルタイムで把握できる監視機能を備え、充放電制御も柔軟に設定可能であることから、日常運用において無理なく活用できるシステムとして評価されました。また、エネルギー活用の高度化を実証する拠点として、将来を見据えた取り組みを推進できる点も導入の後押しとなりました。当社の取り組みへの理解を背景に、太陽光と蓄電池を組み合わせたエネルギー最適化に取り組むことをご判断いただきました。
システム構成/導入設備について
太陽光発電モジュールと連携し自家消費を高度化
本システムは、既設の太陽光発電設備に加え、新たに発電設備を増設し、産業用蓄電池と連携させた構成です。日中に発電した電力を蓄電池に蓄え、需要状況に応じて放電することで、電力の自家消費率向上とエネルギーの最適利用を実現しています。また、停電時には200Vコンセントを1口使用できる非常用電源としても活用できる設計となっています。
| 導入設備 | |
|---|---|
| 蓄電システム | 産業用蓄電システムLUVIS®(DCリンク対応モデル)× 1台 |
| 蓄電池容量 | 61.4kWh |
| 太陽光発電モジュール | 330kW〈既設:200kW + 増設:130kW〉 |
| 太陽光発電パワコン | 新電元製PCS:10kW × 20台〈既設〉 |
| 安川電機製PCS:25kW × 3台〈増設〉 | |
| DC/DCコンバーター(蓄電池内蔵) | 40kW |
| 外部制御 | ラプラス・システム社 |
地元・島根県の補助金を活用
本設備の導入にあたっては、島根県が実施する「しまね脱炭素加速化事業 再エネ設備導入補助金」を活用しました。県内企業による再生可能エネルギー設備導入を支援する制度を活用し、初期投資負担を抑えた設備導入を実現しています。
| 活用した補助金 | |
|---|---|
| しまね脱炭素加速化事業再エネ設備導入補助金(外部サイト) | |
施工風景
設置後のご感想
エネルギーの“見える化”による運用最適化
導入後は、リアルタイムで電力状況を把握できるようになり、エネルギーの流れが明確になりました。監視画面の視認性も高く、日々の運用管理がスムーズに行えています。充放電設定も直感的に操作できるため、現場での調整が容易になり、エネルギー管理の負担軽減につながっています。その結果、発電電力の有効活用が進み、エネルギーの見える化と自家消費の最適化につながっています。
今後の展望
自家消費率のさらなる向上とエネルギー運用の高度化へ
太陽光と蓄電池を組み合わせたエネルギーマネジメントの運用をさらに深化させ、より高い自家消費率の実現とエネルギー効率の向上を目指していきます。現在は、工場稼働日の平日にピークカット運用を行い、電力需要の高い時間帯のデマンド抑制に活用しています。一方、土日祝日には太陽光発電の余剰電力を蓄電池へ充電することで、発電電力の有効活用を図っています。今後はエネルギー利用状況を踏まえながら、蓄電池の増設も視野に入れ、自家消費率のさらなる向上とエネルギー運用の高度化を推進していく予定です。
製造業における産業用蓄電池導入のポイント
製造業における産業用蓄電池は、経営課題を横断的に解決する設備投資です
製造業における産業用蓄電池の導入は、単なる電力コスト削減にとどまりません。太陽光発電との連携による自家消費率の向上、ピークカットによる契約電力の抑制、さらにはBCP対策としての電源確保など、複数の経営課題を同時に解決できる点が大きな特長です。
自家消費最適化
太陽光発電との連携により発電電力を最大限活用
ピークカット
最大デマンド抑制により電力基本料金を削減
BCP強化
停電時のバックアップ電源として活用可能
CO2削減
カーボンニュートラルへの取り組みを推進
特にエネルギー使用量の大きい製造業では、設備構成や負荷特性に応じた最適設計が重要です。本事例のように太陽光と蓄電池を組み合わせることで、エネルギーの有効活用と持続可能な生産体制の構築が可能になります。
貴社の電力使用状況や太陽光設備の構成に応じて、最適な蓄電容量・制御設計をご提案いたします。導入効果の試算や自家消費率のシミュレーションも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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CONNEXX SYSTEMSは蓄電池を中心とした最適なエネルギーソリューションをご提供します
蓄電池メーカーの強みを生かした総合的な設計提案で、お客様の課題解決に貢献します。各パートナー(EPC・EMS・アグリゲーション・シミュレーション・補助金代行等)とのリレーションシップを最大活用して多様なニーズに対応、全体設計を支援するコンサルティングが可能です。お問い合わせ、お見積もりなど、蓄電池を活用したエネルギー貯蔵ソリューションならCONNEXX SYSTEMSへお気軽にご相談ください。
