コンテナ型大型蓄電システム〈Large Capacity Energy Storage System/Container-Type〉

リチウムイオン電池搭載 コンテナ型の大容量蓄電システム
大規模なエネルギー貯蔵ソリューションを実現

リチウムイオン電池搭載 コンテナ型の大容量蓄電システム。ご要望に応じて設計した最適なシステムとソリューションをご提案。脱炭素化、電気代の削減、BCP対策など、大規模なエネルギー貯蔵ソリューションを実現

ACリンク、DCリンク、ニーズに応じて可変が可能な大容量蓄電システム

脱炭素化、電気代の削減、BCP対策など、大規模なエネルギー貯蔵ソリューションを実現。蓄電池容量をカスタマイズすることで、ニーズに応じたシステム設計を実現。再生エネルギーの自立電源化や電力の安定供給、停電対策など、幅広いニーズに対応します。

大容量のエネルギー貯蔵蓄電システムの導入は、再生可能エネルギー発電の平滑化、電力系統網での周波数調整、再生可能エネルギーの余剰対策や、ピークシフトによる電力ピーク対策などに有効な手段となり、企業のCSR活動の一つとして、CO2削減、カーボンニュートラルへの貢献に繋がります。

特長

大規模なエネルギー貯蔵ソリューションを実現

ご要望に応じて設計した最適なシステムとソリューションをご提案

CONNEXX SYSTEMSのコンテナ型大容量産業用蓄電池はメガワット規模のプロジェクトに最適な大型蓄電システムです。オフサイトの蓄電所にはACリンク、オンサイトの需要家側設置に関しては太陽光との連動性の高いDCリンクなど、最適なシステムをニーズに合わせてカスタマイズ可能です。需要家側設置の際に求められる、負荷追従制御、ピークカット、BCP対策などの制御EMSを標準搭載。ワンストップソリューションをご提供いたします。消防法や設置のしやすさに配慮、セル適合規格は国際基準であるUL9540A認証をクリアした安全性の高いシステムとなっています。

コンテナ型大型蓄電システムとは

太陽光発電や風力発電など、出力が変動する再生可能エネルギー電源の増加によって大規模な電力系統用の大型蓄電システムのニーズが急速に高まっています。電力の需要と供給をバランスを保ち、電力グリッドの安定化に貢献。ピーク時の電力需要をカットするなど、電力の効率的な利用を可能にします。太陽光発電などの再生可能エネルギーの電力需給バランスを調整、創ったエネルギーを有効に活用し、安定的に利用するための大容量のエネルギー貯蔵システムの一つです。

コンテナ型大型蓄電システムの利点は

設計のカスタマイズ性や施工・設置の簡素化などのメリットが挙げられます。需要に応じてシステムの規模を調整できるため、数百キロワットから数メガワットにわたる幅広い規模で利用することができます。電池寿命に関わるコンテナ内の温度管理は専用設計のため、条件に適った空調設計が可能になります。コンテナに電池本体と制御装置を収納し、パッケージにすることで現地での施工・設置工事を最小限にできます。そして一般的なトレーラーでの陸上輸送やコンテナ船での海上輸送が可能です。

製品について

ACリンク、DCリンク、ニーズに応じて可変可能な大容量蓄電システム

CONNEXX SYSTEMSの大型蓄電システムはメガワット規模のプロジェクトに最適です

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CONNEXX SYSTEMSのコンテナ型 大型蓄電システムの特徴

電池本体とEMS等の制御装置をコンテナに一括収納

電力貯蔵システムの規模に合わせて幅広いカスタマイズが可能

ACリンク・DCリンクを案件に応じて最適設計

日本国内の消防法に準拠した製品設計(条例キュービクル準拠/危険物とならない容量・低重量)

セル適合規格は国際基準であるUL9540A認証をクリア

設置のしやすさに配慮した安全性の高い蓄電システム

導入イメージ

コンテナ型産業用蓄電池は再生エネルギーの自立電源化や電力の安定供給、停電対策など、幅広いニーズに対応します。

コンテナ型 大型蓄電システム|蓄電所 導入イメージ
コンテナ型 大型蓄電システム|導入イメージ

脱炭素社会の実現には、再生可能エネルギーが必要です。しかし発電出力が天候に左右されるなど、不安定な電源の安定供給には、再エネの電気を貯めておく必要があります。再生エネルギー電源の導入拡大には、大容量の定置用蓄電池/メガワット級大型蓄電システムは欠かすことができません。

リチウムイオン電池を搭載した大容量のエネルギー貯蔵蓄電システムの導入は、再生可能エネルギー発電の平滑化、電力系統網での周波数調整、再生可能エネルギーの余剰対策や、ピークシフトによる電力ピーク対策などに有効な手段となります。また企業のCSR活動の一つとして、CO2削減、カーボンニュートラルへの貢献に繋がります。

コンテナ型定置用大型蓄電システム|導入イメージ
コンテナ型定置用大型蓄電システム|導入イメージ

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▼需要家側設置

▼系統用側設置

ピークカット

蓄電所(調整力・容量・各市場取引)

太陽光の自家消費(負荷追従運転)

オフサイトPPA

BCP対策

VPP(アグリゲーション・アービトラージなど)

  • Power Purchase Agreementの略で、電力販売契約や第三者所有モデルともいわれる。
  • Virtual Power Plantの略で、需要家側エネルギーリソース、電力系統に直接接続されている発電設備、蓄電設備の保有者もしくは第三者が、そのエネルギーリソースを制御(需要家側エネルギーリソースからの逆潮流も含む)することで、発電所と同等の機能を提供すること。
コンテナ型 大型蓄電システム|導入イメージ
コンテナ型 大型蓄電システム|導入イメージ

資源エネルギー庁Webサイト|資源エネルギー庁 - 経済産業省 

引用:資源エネルギー庁Webサイト|資源エネルギー庁 - 経済産業省

経済産業省「分散型エネルギーリソースの最適活用に向けた取組」 

引用:経済産業省「分散型エネルギーリソースの最適活用に向けた取組」

システム基本構成

小規模から大規模まで幅広いカスタマイズが可能(430kWh~8600kWh)

電力貯蔵システムの規模に合わせて10フィート、20フィート等のサイズのコンテナに電池本体と制御装置を搭載。10フィートサイズのコンテナに蓄電池容量430kWhまで、20フィートサイズコンテナに蓄電池容量1290kWh(ACリンクの場合)まで収納が可能です。

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コンテナ DCリンクの場合 ACリンクの場合 BAT_EMS
(Master)
BAT_EMS
(Slave)
蓄電池容量 PCS容量 DC/DC容量 蓄電池容量 PCS容量
標準蓄電システム 10FT×1台 430kWh 100〜200kW 100〜200kW 430kWh 100〜200kW 1台 0
20FT×1台 860〜1075kWh 100〜300kW 100〜400kW 860〜1290kWh 100〜500kW
カスタム蓄電システム 20FT×2台 2150kWh 200〜600kW 200〜800kW 2580kWh 1000kW
20FT×(3〜8)台 3225〜8600kWh 〜2000kW 〜3200kW 3870〜8600kWh 〜2000kWh 〜8台
10フィートコンテナサイズ
20フィートコンテナサイズ

導入メリット

脱炭素・電気代の削減・BCP対策など、様々な効果が大容量のコンテナ型産業用蓄電池の導入で実現

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▼電力コストの削減

蓄電池を導入することで、つくった電気を自社で消費する自家消費が可能に。平常時はピークカット/ピークシフトによる消費電力の負荷平準化を図り、電力コストの削減対策をすることができます。

▼RE100 ソリューション

地球温暖化が加速する今、CO2排出量を減らす対策はすでに常識的になりつつあります。蓄電池の導入で再生可能エネルギーを有効活用することでRE100に向けた、取組強化を目指すお客様のCO2排出量削減に貢献します。

▼災害時のBCP対策

停電して電気の供給が止まっても、蓄電池に蓄えておいた電気があれば、電気を使い続けることができるので、BCP対策として緊急時に備えることができます。蓄電池と太陽光発電の連携で、長引く停電に対応が可能です。

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電力コストの削減 RE100ソリューションズ 災害時のBCP対策
電力コストの削減 RE100ソリューションズ 災害時のBCP対策

蓄電池導入に使える補助金

補助金を活用できれば、導入コストを下げることが出来るかもしれません

補助金の詳細は各省庁・各地方自治体などのホームページをご確認ください。

需要家主導太陽光発電導入促進事業

出典:需要家主導太陽光発電導入促進事業(経済産業省ホームページ) 

2030年の長期エネルギー需給見通しや野心的な温室効果ガス削減目標の実現に向けて、需要家が発電事業者と連携すること等により行う太陽光発電設備等の導入に要する経費の一部を助成します。〈令和6年度概算要求額 158億円(105億円)〉

再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業〈東京都〉

出典:「再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業」(東京都ホームページ) 

東京都は、「ゼロエミッション東京」の実現に向け、民間事業者による「ためる」の取組の促進及び変動型の再エネの導入を進めるための大規模な調整力の確保を一層後押しする観点から、東京電力管内の電力系統に直接接続する大規模蓄電池の導入に必要な経費の一部を助成する事業を開始しますので、お知らせします。〈令和6年度予算規模:130億円〉

コンテナ型大型蓄電システム 製品特設サイトはこちら

小規模から大規模まで幅広いカスタマイズが可能な大容量コンテナ型産業用蓄電池
メガワット規模のプロジェクトに最適な大容量の定置型蓄電システム

仕様

外形寸法図

リチウムイオン電池エネルギー貯蔵システム(10フィートコンテナサイズ/20フィートコンテナサイズ)

外形寸法図(10フィートコンテナサイズ)

外形寸法図(20フィートコンテナサイズ)

コンテナ内構成図

リチウムイオン電池エネルギー貯蔵システム(10フィートコンテナサイズ/20フィートコンテナサイズ)

コンテナ内構成図(10フィートコンテナサイズ)

コンテナ内構成図(20フィートコンテナサイズ/ACリンクの場合)

※コンテナ内構成図:20フィートコンテナサイズ/ACリンクの場合

保有距離及び隔離距離図

扉の開閉空間やコンテナ放熱等のため、青色部分の領域以上の空間の確保が必要です。

10フィートコンテナサイズ
20フィートコンテナサイズ

適用規格

  1. ❶系統連系規程(JEAC9701-2019)/日本電気協会
  2. ❷電気設備技術基準(及びその解釈)
  3. ❸電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン(令和元年10月7日改正)
  4. ❹電気事業法(電気事業法施行規則、電気事業法施行令関係項目)
  5. ❺消防法
  6. ❻電気用品安全法
  7. ❼建築設備耐震設計・施工指針(2014年版)
  8. ❽電池IEC62619認証(JIS C 8715-1,2:2019相当の国際規格)
  9. ❾UN38.3(セル、モジュール)/(リチウムイオン電池国連勧告輸送試験)
  • ●製品の仕様については予告なく変更される場合があります。
  • ●本来の用途以外に使用しないでください。
  • ●本製品は日本国内専用です。